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空き駐車場対策第2弾!分譲マンションの駐車場ががら空きの時代?

2017年1月21日

空き駐車場問題の第2回目です。
現代は様々な要因が引き金となった「空き駐車場問題」が浮き彫りになってきています。(車離れの要因について「空き駐車場対策第1弾!」をご覧ください。)
駐車場運用している人だけではなく、念願の分譲マンションを購入した一般家庭の皆さんにも切実な問題として負担がのしかかっているのです。

 

今日は、分譲マンションの空駐車場問題を取り上げてみます。

 

 

かつては供給100%を目指した分譲マンションの駐車場

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ほんの数十年前、分譲マンションには各区分所有者に100%の駐車場が確保されている物件に人気が集まっていました。
駐車場を借りる権利が抽選で外れてしまうとどこか別の場所に借りなければなりません。そういう物件では自家用車の保管が心配になります。各マンション分譲業者はなるべく多くの駐車場を設置するために機械式の立体駐車場を採択し購入者が満足できる駐車場を確保していました。

 

ところが最近は分譲マンションの駐車場にまで空車が目立ってきています。
数年前までは空きが出るまで順番待ちするのが当たり前だったのがウソのようです。空車が増えた主な原因は次のようになっています。

 

  • RV車などの車高のある車への乗り換えで、マンションの機械式が使えなくなった
  • もともと窮屈なペースで設置されていて使いづらい
  • 近隣の月極駐車場のほうが安い
  • 高齢者の免許返上
  • 若い世帯の車離れ(カーシェアを利用する若い世代)

 

マンション管理組合費が赤字に転じてしまう

マンションの駐車場賃料はその収入を管理、メンテナンスに充てて残った部分はマンション管理組合費への収入にしています。
空きが出るということはその分マンションの管理維持費に直接影響してくることになります。住民全員に強制的に駐車場の使用を求めなければ組合費の運営が赤字に迫られているマンションもあります。

 

また組合費ではなく、駐車場の使用料を修繕積立金に充てていたマンションでは老朽化による修繕費が捻出できず、各区分所有者の負担金が多額になりこれも深刻な問題となっています。

 

このような分譲マンションの空き駐車場問題に何かいい対策はないのでしょうか。

 

アキッパへの活用やトランクルームへのチェンジ

シェアリングエコノミーの影響を逆手にとって、シェアで運営してしまうという発想がアキッパ活用です。
マンションの住民以外の人が空いている駐車場をアプリ経由で予約・利用できます。駅付近のマンションや近くのお家を訪問する人への貸し出しです。
アキッパは意外にどんな場所でもそれなりにニーズがあることで人気のシステムです。
https://www.akippa.com/

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また分譲マンションの駐車場専門にするサブリース会社も登場しています。基本的に2年の契約ですが途中で解約することも可能な暫定的な契約内容です。
アキッパで活用する場合はある程度それを管理運営する手間もかかりますが、サブリースで借り上げてもらうのであれば管理組合にも便利な採択です。
https://carparking.jp/sublease/condominium/

 

最後にご紹介するのは機械式の車庫エリアに収まるトランクルームへの活用です。
車は不要になったといっても、収納スペースに困っている世帯はなかなか減らないもの。機械式でいつでも自分の荷物を出すことが可能ですし、これのアイディアはとても画期的なのではないでしょうか。
http://www.parking-lab.com/p-series/examples/p1.php

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まとめ

分譲マンションの空き駐車場問題。深刻化が進むと管理費や修繕積立費などに影響するため、住民にとってはとても不安な問題です。またこれから分譲マンションの購入を考えている人は、駐車場の運営がどうなっているのかも必ず確かめるようにしてください。