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人気設備ランキングにヒントがある!これから求められる設備とは?
2017年1月17日先日、全国賃貸住宅新聞社から発表された賃貸物件の人気設備ランキングをご紹介させていただきました。
不動産投資をする上では賃貸物件に求められる設備も、早い周期で変化していることにも注目していきましょう。
そこで今日はひそかに人気が増えている設備をご紹介させていただきます。
どんな時にも使える万能型大きなカウンター
対面式のキッチンなどに小さなカウンターがついたものが流行った時期もありました。でもここでいうカウンターはもっともっと大きなものを言います。リビングやキッチン部分にドーンと大きなカウンターが配置され、パソコン作業、ヘアメイク、そしてもちろん食事の時にも活躍します。
必要な電源コンセントも設置され、下部に大きな収納と本棚を兼ねてうまくスペースを活用しているデザインもあります。
多機能遠隔操作装置やセンサー機能
ホームセキュリティーやエントランスのオートロックの安全面に不安を感じる人向けの新システムです。外出先から自宅に誰かが侵入すると自分のスマートフォンに通知が届く機能や、外出先からエアコンの電源を入れたり、お風呂にお湯をためたりすることができる機能を備えた物件が登場しています。
大手ハウスメーカーが注文建築の家に導入するような設備ですね。IOTやスマートフォン機能の発達で賃貸物件にも導入できる価格帯になってきているのでしょう。
低めのロフトとスキップフロア
長い梯子を上がって上部がベッドになっているロフト付のお部屋。独身者、特に女性には人気の設備でした。でもここでご紹介するのは梯子ではなくスキップフロア付の低めのロフトです。狭い空間に圧迫間を与えることなく、2~3段の階段を上がるだけです。ロフト部をベッドやデスクワークの場所にし、下部をすべて収納にしてしまうというスペースの使い方です。
長い梯子を上がるロフトは好みが分れる場合があります。でもこの低めのロフトにはロフト懸念派にも収納+空間として人気を集め始めているようです。天井の高さがなくてもリフォームできるので、どんな部屋にも採択できますね。
どれも賃貸物件とは思えないような豪華な設備に感じますが、今後新築する賃貸物件には積極的に標準設備として取り入れようとしている業者が少なくありません。
この他にも、クール宅配便にも対応した保冷付宅配ボックスや、冷房完備で24時間ゴミ出しができるごみ置き場なども忙しい人には人気です。
エントランスのオートロックやテレビ付きドアインターホンが標準設備のような時代になりました。これからの時代はストーカー対策としても、外出先からも自宅の様子がチェックできるシステムが女性専用マンションなどの必須アイテムになるのかもしれません。
あれもこれもと取り入れて、設備投資ばかりに費用がかかってしまうのでは…と思う家主さんも多いのですが、中には設備投資にかけた費用分、家賃を高く設定してもすぐに満室になるという物件もあります。しかしどんなエリアでも可能な対策ではないため、注意も必要です。
地方物件では設備投資の人気も違う
都市部で人気の傾向にある設備が地方物件でも同じであるかというと、そうでもありません。オートロックや最新のセキュリティがまだまだ標準ではない地方物件では、ピッキング防止の鍵が求められます。またエアコンが標準的に装備されていない地域も多いので、エアコンを備え付けてあげるだけでも、近隣の競合物件と差別化できます。
収納としては屋外設置の収納や倉庫も人気です。自家用車の所有率が高い地方ではそれに関連する部品や洗車用品などを保管できる屋外物置が求められるのですね。
参考までに、人気の反対「住みたくない物件の状態」もあげておきましょう。
和式のトイレ
黄ばんだトイレや浴槽
洗濯機置き場が屋外
お風呂がバランス釜(浴槽の横に湯沸し器がくっついているお風呂)
と、トイレやお風呂に関する躊躇が多いですね。でもこれらの設備は地方の物件にまだまだ残っています。まずは費用対効果を十分に考慮しながらこういった設備部分への投資を検討したほうが良いでしょう。
以外!日本では懸念される外国人には人気の設備?!
懸念される日本の水回り設備の中には意外にも外国人に人気のものがあります。それは水回り3点セット物件です。洗面、トイレ、バスタブが同じユニット内にまとまっている物件がバブル時代にたくさん造られました。これをトイレ別にしたり洗面所を独立させるための工事費はとても高いのです。
これが外国人からみると、「かわいい!」「コンパクト!」といって人気だというのですから、驚きです。3点ユニットの設備で悩んでいる家主さんで、外国人向けに入居者を募集するとすぐに満室になったという事例もあります。また日本人に嫌がられる和室も外国人にとっては「住みたい部屋」に変わってしいまいます。
2度に渡って賃貸物件の人気の設備をいろんな角度でご紹介させていただきました。人気の傾向を観察しつつもご自身の物件にあった設備投資を選択する際に役立てていただければ幸いです。