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空室対策に有効なインテリア・内装!
コストを抑えながらできるアイディア5選!

2019年10月5日

「空室対策と言えばリフォーム!」と考えていらっしゃる方は多いでしょう。
確かに建物が古くても、内装が新品でおしゃれなら空室対策には非常に有効な手段です。最近では、中古マンションを購入してフルリノベーションする事例も全く珍しくなくなりました。

さて賃貸住宅に関してはどうでしょうか。
自分が住むわけではありませんので、インテリアや内装が入居者ニーズとズレていたら空室対策にはなりません。しかもリフォームやリノベーションは高額な費用がかかるため、一か八かの掛けになりがちです。

そこでこの記事では「コストを抑えながらできる空室対策のアイディア」を5つご紹介します。
インテリアや内装を少し工夫するだけの簡単なアイディアをご紹介しますので、是非ご参考になさってください。

 

【アイディア1】内見までに揃えておくべき「100均アイテム」

空室対策で最初に検討すべきは、内見時に役に立ってくれる低コストの100均アイテム。
最近はおしゃれな100均アイテムが非常に多くあります。水回りを飾るグリーンや、窓際における観葉植物やハーバリウムなども売っていますので、内見の時の為に用意してみてはいかがでしょうか。
きっと印象がガラリと変わるはずですよ!

画像引用:Seria

また、不動産屋さんがたまに忘れてしまうスリッパも用意しておきたいところ。入居者プレゼント用に水回りで使える洗剤やスポンジなどを置いておくのも良いかもしれませんね!

【アイディア2】ベランダの目隠しは「リーフラティス」でおしゃれに!

空室対策と同時に入居者目線で考えてあげたいのが、プライバシーや防犯面の工夫。
外廊下などに防犯カメラを設置したり、1階の部屋にシャッターを取り付けたりする賃貸オーナーさんは多くいます。ただ忘れがちなのが2階以上の部屋の防犯対策。

2階以上の部屋は何ら防犯対策がされていない物件は意外と多く、女性でも洗濯物が干しづらいなんて方もいます。多くの物件がベランダは磨りガラスになっていますが、格子タイプのベランダになっている物件もあります。

そこで活用したいのが、リーフラティスです。

画像引用:モノタロウ リーフラティス ( ダブルリーフタイプ)

磨りガラスや木製ラティスも覗き見防止になりますが、せっかくなら見た目も良く女性に好まれるリーフラティスを活用してみましょう。さすがに100均というわけにはいきませんが、数千円で購入できますので、室内だけでなくベランダも彩ってみてはいかがでしょうか。

【アイディア3】部屋は「間接照明・フロアランプ」でとにかく明るく!

続いてご紹介させていただくのは、間接照明・フロアランプ。
あくまで空室対策のために部屋を飾る目的ですが、入居者プレゼントとして活用しても良いでしょう。
ニトリやIKEAなどでもおしゃれな間接照明やフロアランプは売っていますが、なんと最初にご紹介した100均アイテムで手作りランプシェードが作れます。

用意するのは風船とボンド、麻紐だけ。麻紐を水で薄めたボンドに浸けて、膨らませた風船に絡めます。後は乾くのを待てば完成です。

これなら入居者へプレゼントしても費用は抑えられますし、自分で工作を楽しむこともできます。いっそ自分の部屋のランプシェードも作ってみてはいかがでしょうか。

間接照明やフロアランプは、内見時の印象を非常に良くするアイテムです。
ターゲットにする入居者層によりデザインを考えなければいけませんが、空室対策に照明器具は必ず準備しておいた方が良いでしょう。

【アイディア4】壁紙は「アクセントクロス」で一部だけ張り替えればOK!

さていよいよ、リフォームというレベルの空室対策について考えてみましょう。
リフォームといっても、いきなり水回りや建具などの大がかりなリフォームから始める必要はありません。実は壁紙を少し変えるだけでも、部屋の印象が見違えるように変わります。

画像のように壁の一部だけ色や柄を変える壁紙を「アクセントクロス」と言います。
ただ壁の一部だけ柄を変えただけですが、部屋全体に高級感が生まれているのが分かるでしょうか。施工前の画像が無いため比較しづらいものの、アクセントクロスだけで入居者が決まったという事例は少なくありません。

またもう一点ご覧いただきたい画像があります。
トイレのアクセントクロスです。実際には全面の壁紙を張り替えていますが、奥の壁紙がアクセントになってトイレにも高級感が出ています。

実は水回りのリフォームというのは非常に大事なポイント。
いくらリビングや寝室をきれいに飾っても、女性が必ずチェックする水回りが何の飾り気もないと、一気にテンションダウンしてしまいます。せっかくリビングをきれいに飾って夢を見てもらったのであれば、トイレや洗面の壁紙も少し工夫したいところですね。

【アイディア5】3点ユニットのリフォームは「シャワーブース」で解決!

さて、築年数の古い物件などでは空室対策で最大の壁となる3点ユニットバス。トイレ、洗面、狭い湯舟が一緒になったあの空間は、物件選びで真っ先に検討から外される悪材料です。更に古い投資用マンションなどだと、排水の問題や構造上の問題から、バストイレ別にリフォームできない物件も多くあります。

そこで検討してみていただきたいのは、シャワーブースへの変更です。

画像はやや豪華すぎるかもしれませんが、狭いスペースでシャワーとトイレが分離できるため、あちこち濡れる心配がありません。また一人暮らしだと3点ユニットの洗面を使う機会は少ないですが、これなら洗面台で朝の身支度をしたくなりますね。

ただ注意していただきたいことがあります。
確かに3点ユニットは人気がなく避けられがちですが、単身者ニーズとしては「お風呂に浸かりたい」と思っている人は多くいます。事実、不動産ポータルサイトを運営する株式会社いえらぶGROUPが調査した結果では、一人暮らしでもお風呂に入るという人が半数以上いるのです。

画像引用:いえらぶコラム

大家さんの心情としては、少しでも快適な部屋を提供したいと思うでしょう。良かれと思ってシャワーブースにしても、実は「3点ユニットのほうが良かった」なんて可能性もあるのです。

3点ユニットをシャワーブースにするかどうかの判断は難しいところ。
ただ周辺のライバル物件が3点ユニットばかりで客付けに苦労しているようなら、シャワーブースへの変更も検討してみても良いかもしれません。費用のかかるリフォームですから、マーケティングはしっかり行ったほうが良いでしょう。

まとめ

今回は、空室対宅としてインテリアや内装を変えるアイディアを5つご紹介しました。
お気づきかもしれませんが、本記事は極力費用がかからない順で構成されています。空室対策は「費用がかからないことからやってみる」というのが鉄則。まずは募集条件を変更してみたり、不動産会社に相談してみたりするなど、最初はお金がかからない方法から試してみましょう。

空室対策としてのリフォームは実は後回し。
それでもリフォームや内装の変更などを行うなら、今回ご紹介したアイディアからコストの低いものから是非試してみてください!