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【2019年2月最新版】賃貸・売買の不動産サイト物件数ランキング
2019年2月27日
不動産情報を検索できるポータルサイトは数多くありますが、サイトにより物件数に大きな差があります。
その数の違いは、会社の認知度や人気だけでなく、物件以外の情報の豊富さや会社の歴史なども関係しています。
ただそもそも、不動産ポータルサイトによって物件数を開示しているものと、物件数を表立って開示していないものとで分かれます。
では、物件数の多い少ないはどこで確認したらよいのでしょうか。
そこで今回、不動産情報を掲載するサイトを洗い出し、それぞれの物件数を調査した結果をご紹介したいと思います。
賃貸サイトは、「アパート」「マンション」「戸建て」といった駐車場や店舗などを含まない物件数、そして売買は、収益用物件や土地は含まない「新築・中古マンション」「新築・中古戸建て」の物件数を調査しました。
一部、建築条件付き土地を含んでいるケースもありますが、個人ではなかなか調査の難しい正確な物件数をランキングにてご紹介しつつ、最後に不動産投資に興味がある方にもおすすめできるサイトを一つ厳選しましたので、ぜひご参考になさってください。
1)不動産ポータルサイト〈総合〉物件数ランキング
初めに「賃貸」「売買」の両方で、総合的に物件数が多いサイトのランキングをご紹介します。
- 【1位】ニフティ不動産
- 1681万6420件
- 【2位】goo不動産
- 702万7665件
- 【3位】SUUMO
- 609万2454件
- 【4位】LIFULL HOME’S
- 578万7178件
- 【5位】スマイティ
- 525万2005件
- 【6位】Yahoo!不動産
- 367万4671件
- 【7位】オウチーノ
- 222万7537件
- 【8位】at home
- 161万389件
- 【9位】不動産ジャパン
- 42万3843件
上記の物件数ランキングのうち、「ニフティ不動産」「goo不動産」「Yahoo!不動産」は、他サイトのデータを取得して掲載している物件も含まれます。
よって、実質的にトップ争いをしているポータルサイトは、不動産会社からの広告掲載にて情報を公開している「SUUMO」「LIFULL HOME’S」「スマイティ」ということになります。
そこで次の章では、他のサイト情報を含まず、不動産会社が広告掲載を直接行っているポータルサイトとして、「賃貸」「売買」に分けてランキングしてみたいと思います。
2)不動産ポータルサイト〈賃貸〉物件数ランキング
- 【1位】SUUMO
- 581万540件
- 【2位】LIFULL HOME’S
- 544万8150件
- 【3位】スマイティ
- 497万5494件
- 【4位】いい部屋ネット
- 256万件
- 【5位】オウチーノ
- 208万2437件
- 【6位】アパマンショップ
- 159万6371件
- 【7位】at home
- 128万568件
- 【8位】CHINTAI
- 56万7581件
- 【9位】不動産ジャパン
- 26万6707件
他サイトの情報を掲載していないポータルサイトだけに絞っても、やはり「SUUMO」「LIFULL HOME’S」「スマイティ」の3強でのトップ争いとなっています。
SUUMOとスマイティでは物件数に100万件の差がありますので、やはりテレビCMなどの広告効果が如実に表れていると言えるでしょう。
4位以降のサイトも物件数で健闘していますが、国土交通省が指定する不動産流通機構が運営する「不動産ジャパン」の物件数は少々心許ない感じが否めません。
不動産業者が必ず物件情報を登録する、「レインズ」というネットワークシステムを運営する機関でもありますので、もう少し物件数が欲しいところです。
では続いて、売買不動産の情報を掲載するポータルサイトのランキングをご紹介します。
3)不動産ポータルサイト〈売買〉物件数ランキング
- 【1位】LIFULL HOME’S
- 33万9028件
- 【2位】at home
- 32万9821件
- 【3位】SUUMO
- 28万1914件
- 【4位】スマイティ
- 27万6511件
- 【5位】不動産ジャパン
- 15万7136件
- 【6位】オウチーノ
- 14万5100件
売買不動産の物件数となると、「LIFULL HOME’S」と「at home」が少しの差で上位となり、続いて「SUUMO」「スマイティ」と続きます。
賃貸と売買のサイトで順位が違うということを少々不思議に思う方もいらっしゃるかと思います。
実は、LIFULL HOME’Sとat homeは、SUUMOやオウチーノなどが登場する以前からあったサイトです。
推測の範囲を出ませんが、売買不動産のサイトでLIFULL HOME’Sとat homeの物件数が有利なのは、不動産業者が物件を登録するサイトとして長い間利用されてきたという背景があるためだと考えられます。
不動産業界では新しい物件情報が出ると「ホームズ(LIFULL HOME’Sの旧称)に登録しといて!」だとか、「マイソクとat homeの図面を仕分けしといて!」なんて会話が聞こえていた時代もありましたので、不動産業者にとってLIFULL HOME’Sとat homeは、物件情報サイトのパイオニア的な存在とも言えるのです。
4)LIFULL HOME’Sは収益用不動産の分析にも使える!
ここまで不動産ポータルサイトについて、物件数に着目したランキングをご紹介させていただきました。
先ほどLIFULL HOME’Sとat homeが不動産情報サイトのパイオニア的な存在だとお伝えしましたが、それもそのはず、at home は1967年創業、LIFULL HOME’Sの運営会社であるLIFULLは1995年創業と、両社共に歴史ある企業なのです。
特にLIFULLの事業展開は早く、「海外進出」を始めとして「福祉関連事業」「フィンテック事業」「引越し見積もりサイト運営」などを行いつつ、政府や自治体と連携して古民家活用や地方創生などの活動も行っています。
そんな大躍進を続けるLIFULLが運営するLIFULL HOME’Sですが、実は収益用不動産の情報を得るには、非常に役立つサイトでもあります。
LIFULL HOME’Sのトップページでは、賃貸や売買などの不動産情報の検索がメインとなっていますが、他にも以下のような豊富なコンテンツやツールを提供しています。
〈プライスマップ〉
地図上にマンションの参考価格を表示するサービス
〈LIFULL HOME’S 住宅評価〉
専門家の検査した証拠となる住宅評価書が付いた中古住宅を探せるサービス
〈LIFULLトランクルーム〉
貸し倉庫やトランクルームの検索サービスに加え、シェアトランクルームのサービスも開始
〈LIFULLインテリア〉
家具や雑貨などのネット販売
〈DIY Mag〉
DIYやセルフリノベーションを始めとして、収納やインテリアの工夫など、DIY以外の情報を発信する
〈不動産アーカイブ〉
過去に取引された不動産の価格や賃料相場の推移などの情報が閲覧できる
〈見える!賃貸経営〉
各地域の家賃相場や空室率、想定利回り、人口増減などについて、色分けされた地図や視覚的に分かりやすいグラフなどで確認できる
〈見える!不動産価値〉
LIFULL HOME’Sが持つ膨大なデータを基に、所有物件の市場価値や物件ニーズ、賃貸した時の収支シミュレーションなどをシステムが自動解析してくれる
他にもLIFULL HOME’Sが提供するサービスはまだまだありますが、LIFULL HOME’Sはもはや不動産ポータルサイトの域をとっくに超えていると言えます。
上記の中でも特に不動産オーナーにおすすめなのが、「DIY Mag」や「見える!賃貸経営」、「見える!不動産価値」です。
DIY Magでは、不動産オーナーも参考にできるDIY術が多く紹介されており、どれも入居者に喜んでもらえるようなものばかりです。
また、見える!賃貸経営と見える!不動産価値については、まさに収益に直接関わるデータを視覚的に分かりやすく確認することができますので、収益用不動産を所有する、若しくはこれから物件を購入しようと考える人にとって大変貴重なデータとなるでしょう。
今回の記事では、不動産ポータルサイトの物件数ランキングということでお話させていただきましたが、不動産ポータルサイトに今求められているものとは、これまでのように物件数で競うのではなく、有益な情報をいかに発信してくれているかということかもしれません。