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不動産賃貸管理会社とはどのように付き合えばいい?

2017年4月11日

賃貸経営を行う上で最も大切なことは、その物件の管理を任せるよきパートナーを選ぶことです。
不動産管理会社は入居者と家主の間に入って管理を行ってくれる重要な役目を担います。

よきパートナーになってくれる管理会社かどうかの見分け方などをご紹介します。

 

 

 

管理会社にも3つのタイプがあります。

賃貸物件を管理する会社には3つのタイプがあります。

 

1、仲介専門の会社だが管理も行っている場合

2、管理業務が専門だが仲介も行っている場合

3、賃貸物件の管理のみを行っている場合

 

一見何がどう違うの?

と思われたかもしれませんが管理会社を探すときはこのことを頭に入れて行わないと

長き良きパートナーとして管理を任せられる会社を見つけることが難しくなります。

 

 

仲介専門の会社管理を任せる

仲介を勢力的に業務として行っている会社です。
入居者を見つけた後引き続き管理も行ってくれます。
仲介も行っている会社に管理を任せることのメリットは空室になったときの新入居者募集への対応が迅速であることです。
管理費と仲介手数料の両方を請け負える物件として入居者付けにもとても力を入れてもらえます。

しかしその反面、入居が決まってしまうと管理面で少々対応が怠慢になってしまうという懸念もあります。

 

 

管理業務が専門の会社に任せる

仲介も管理も行っていますが管理業務をメインにしているという場合です。
管理費の相場は家賃の5%が一般的です。5万円の家賃の部屋でひと月2500円。
それを何件もこなすことで管理会社は売り上げにしています。
エリアによっては何千件もの賃貸物件を管理することでまとまった収益にしているので管理に対しては期待できますが、空室が出た際の新募集の業務には弱いという面があります。

 

 

管理のみを行う会社

管理のみを専門としているので、入居者を募集する際にはいくつもの仲介業者に依頼をかけます。
依頼されている仲介業者も自社で管理する物件の募集を優先するので空室期間が長くなるという懸念があります。

 

 

管理会社を選ぶときのポイント

 

 

入居者付けに強い会社か、管理体制がきっちりしている会社かどちらがいいのでしょう…。
答えは簡単で入居者付けにも強く、管理への対応も迅速な会社です。
しかしそう簡単には見つからないので賃貸経営を行う人にとって永遠の悩みのようになっています。

 

 

どこの会社がいいのかという目線も大事ですが、

家主と住む人のそれぞれの立場になって賃貸経営のサポートを行ってくれる担当者を見つけることが最も重要です。

地域の賃貸事情に精通しており、新しい経営方法にも理解があり、勉強をしている。

入居者募集業務と管理業務の両面から安定した経営のために常に家主と取り組んでくれる人。

こんな担当者のいる会社はやはり他の家主からも人気があり、満足度も高いはずです。

 

近頃は家主のほうが勉強家だと言われています。

空室を少しでも減らすためにいろんな大家の会に参加したり、新しい賃貸方法のセミナーを受講したりしています。

 

しかしそれとは反対にそこで得たアイディアを積極的に一緒に取り入れてくれる不動産賃貸会社は滅多にいません。

新しいことに挑戦する余裕がない場合と旧態依然とした考えが殆どです。

 

 

定期借家契約、ペット専用物件、外国人への対応、シェアハウス化など

家主からするとどんどん取り入れているライバルがいるのに、うちの管理会社はなかなか同調してくれない…

と嘆く人がとても多いようです。

 

「ずっと頼んでいるから」

「一番大手だから」

 

という理由だけで管理を任せっきりにできる時代ではなくなってきています。