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空室対策に繋がる付加価値
~収益物件の付加価値を上げる定番設備~2018年2月3日
賃貸オーナーにとって、空室対策は永遠のテーマだと思います。
まずは、自分の所有物件に取り入れることができる対策を知ることから始めたいところですよね。
今回は、一般的に物件の付加価値となるポイントについてご紹介してみたいと思いますので、今後の空室対策を考えるヒントにしていただければと思います。
- ◆空室対策には3つのジャンルがある?!
- ◆防犯に関する対策
- ◆居住性(住宅性能)に関する対策
- ◆設備による対策
- ◆まとめ
空室対策には3つのジャンルがある?!
駅からの距離や、賃料相場、周辺環境等は、オーナーの力で変えられるものではありませんから、それ以外の部分で対策をすることになります。
つまり、物件自体の魅力をアップさせて周辺物件と差別化することが付加価値になるということですね。
物件に付加価値を発生させる方法は、
- 【防犯に関する対策】
- 【居住性に関する対策】
- 【設備による対策】
の3つのジャンルに分類できます。
それぞれの具体的対策を確認して、今後の検討の参考にしていただければと思います。
防犯に関する対策
海外に比べて治安が良いとされる日本ですが、防犯に対する意識は年々高まっており、マンション等ではオートロックや防犯カメラが当たり前に装備されている時代になりました。
この需要は、収益物件についても同様に高まっていますから、防犯設備が充実していることは付加価値になります。
代表的な対策例をチェックしてみましょう。
□ 玄関ドアに、複製しにくく、ピッキングに強いとされるディンプル錠を採用する
□ 玄関ドアに、カード錠や、オートロック錠を採用する
□ 玄関前に人感センサー付きの照明器具を付ける
□ 窓ガラスを防犯ガラスにする(又はシャッターを付ける)
□ モニター付きインターホンを付ける(録画機能付きは更に付加価値有)
□ 防犯カメラの設置
□ 警備会社のサービスを付ける
□ 1Fの小窓に格子を付ける
居住性(住宅性能)に関する対策
住宅としての性能が高ければ、居住性が向上します。
具体的には、断熱性、耐震性、遮音性、収納力等です。
収益物件は、建築コストを抑える傾向がある為、断熱性や遮音性が低い物件が多く存在しています。
逆を返せば、断熱性能が高く、隣人の物音等が聞こえにくい部屋があれば、周辺物件との差別化になるでしょう。
耐震性能が高い賃貸物件は、安心して住むことができます。
収納が多い物件も付加価値として捉えられるはずです。
コストがかかる部分ではありますが、その差別化を上手にアピールすることができれば、コストに見合った付加価値を生み出すかもしれませんね。
これらは、建築後に付与することが難しいジャンルでもあります。
ですから、建築計画の段階で良く検討しておきたい対策ということになります。
設備による対策
設備の充実による付加価値は、後からでも対応できるものが多く、非常に有効な手段と言えます。
防犯関連以外の追加設備
ここでは紹介しきれない程、たくさんの種類がありますが、代表的な対策について以下にご紹介しておきたいと思います。
□デザインリフォーム
□ウォシュレットトイレ
□浴室TV
□ミストサウナ
□IHコンロ
□間接照明
□エアコン完備
□節水シャワーヘッド
□浄水器
□食洗機
まとめ
空室対策の中でも『設備』については最も効果が高く、後からでも追加対応できるのがメリットです。
効果的な空室対策は、賃貸市場のトレンドを熟知した専門家の意見を取り入れると良いと思います。