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ペット可能物件はやり方次第。空室対策には「ペット可」表示だけではダメ!
2017年1月13日空室対策の一つとしてはレギュラー的条件になってきたのが「ペット可」物件。おしゃれなワンルームマンションにワンちゃん専用のトイレ小窓がついているような物件でも空室が目立つ時代です。ペット可にすることでだけで本当に空室対策がとれるのでしょうか・・・。
今日は「ペット可物件」と「ペットとのライフスタイル専用物件」との違いをご紹介させていただきます。
どの物件も「一応」ペット可
物件情報を見ていると最近やたらと目につくのが「ペット可」「ペット相談可」という条件です。一つや二つの物件ではなく、先日通りかかった不動産屋さんの販売図面にはすべて「ペット相談可」となっていました。
家賃はこれ以上さげたくない。設備投資やリフォームも無理。最後の手段が「ペット可」なのでしょうか・・・。ペットと一緒だと退去時が大変だし避けたいんだけどそれでもし入居してくれそうなら…というオーナー側だけの都合的アピールに思えてしまうのは私だけでしょうか。それらの物件への問い合わせが別段増えることもなく空室になっていることは容易に想像がつきます。
でも同じことを条件にしているのに、広告掲載と同時に一日に何件もの問い合わせがくる物件があります。それは「ネコハウス」や「わんわんハウス」というペット専用物件です。
「ペット可」ではなく「ペットとのライフを楽しむことが可」な物件
ペット可物件に差をつけて入居の応募が殺到すると言われているのが「ネコハウス」などのペットと暮らすのを前提とした物件です。内装はもちろんネコちゃんの好きなキャットウォークを設置したり、爪とぎをしても大丈夫な壁材にしたり。壁一面にネコの絵を描きポストなどもネコ型に変えたりします。
小型犬などはしつけも簡単なことからウェルカムなオーナーが多い中、ネコが飼える物件は意外に少ないのだそうです。しかしそれに反して癒される存在の猫を飼うことがブームになっています。
専用物件には高めの家賃設定でも申し込みがくる
ペット可物件とは違い、ペットと暮らすことを前提にした物件ではその家賃が少し高めでも入居者が集まると言います。高めの家賃分は退去時の原状回復費用としてキープしておきます。それでも心配であれば敷金としてきっちり預かっておけばそんなに懸念することもありません。今時ペットを飼っていなくてもちゃんときれいに利用してくれる入居者も少なくなってきています。
ペット可と言われても、普通の部屋にペットがなるべく傷をつけてしまわないように気を付けて住むのと、ペットが喜ぶ内装で飼い主との生活を楽しめる物件とでは家賃の差があっても住みたくなる人で殺到するのも納得の理由です。
「ペット可物件」と「ペットとの暮らしを楽しめる物件」の違いを理解して効果的な賃貸物件にチェンジしてみませんか?