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障害者や高齢者が住みやすい
ユニバーサル物件とは?

2018年5月22日

 

高齢化社会が進んでいる現代は、高齢者が増えてきているので高齢者が住みやすい物件が求められています。
でも、「バリアフリーの物件はどんなものか分からない。」という方も多いと思いますので、この記事では、障害者や高齢者が住みやすい物件(ユニバーサル物件)とはどのような物件なのか解説していきます。

 

 

 

~ユニバーサル物件とは?~

ユニバーサル物件とは、障害者や高齢者はもちろん、誰でも快適に暮らすことができるように工夫された物件のことです。

ユニバーサル物件の明確な定義はありませんが、次のような要素があれば、ユニバーサル物件といえるでしょう。

 

―ユニバーサル物件に必要な要素―

 

 

①段差がなくフラットになっていること

フラットの状態とは、少しも段差が無い状態のことです。車いすや杖を使っていない人にとっては何も感じない少しの段差(玄関や脱衣所からお風呂場への段差など)も車いすや杖を使っている人にとっては乗り越えることができない場合がほとんどです。

ですので、本当の意味でフラットになっていなければいけません。

 

②十分なスペースがあること

車いすユーザーが自由に動き回るためには十分なスペースが必要です。

具体的な広さは、車いすの幅によっても変わってきますが、和室がある場合は和室を無くして全室フラットにすることで動き回るスペースを作ることができます。

 

③エレベータ―が設置されていること

エレベーターが設置されていることは、必須要素であるということは想像がつくと思いますが、実は多くのマンションやアパートに設置されているエレベータ―は、車いすを使っている人にとっては入るだけで精一杯というほどの広さしかない場合がほとんどなのです。ですので、車いすでもエレベーター内で回転できるスペースがあって、階数のボタンを車いすに乗っていても押すことができる高さに付けるといった工夫をしなければいけません。

 

③手すりがついていること

手すりがついていることも必ず必要な要素ではありますが、闇雲に設置しても意味が合いません。どのようなことが自分でできるのかまたはできないのかというようにきちんと住む人の状態を理解したうえで適切な位置に手すりを設置しなければ意味がありません。

 

 

このようにユニバーサル物件といえる要素は、簡単に想像できることばかりですが、障害者や高齢者の目線に立って考えるとたくさんの工夫をしなければ真のユニバーサル物件は実現できないでしょう。

 

 

~ユニバーサル物件を作るときの工夫のしかた~

ユニバーサル物件を作る際に実践した方が良いことは次のとおりです。

①実際に車いすに乗ってみる

今は、車いすをレンタルすることもできますので、物件建設の際に何度か車いすに乗って、試してみることで、車いすユーザーの目線で建設を進めることができます。

②障害者や高齢者の方に協力してもらう

障害がある方や、高齢者の方は筋力が落ちていたり、腕が伸びにくかったりとさまざまなハンディキャップがあるので、実際に障害者の方や高齢者の方を招いて利用してもらうことで、ユニバーサル物件を実現させることができます。

 

 

このように実際にユーザーに協力してもらうことで誰でも快適に過ごせる物件をつくることができます。

 

 

 

~まとめ~

ユニバーサル物件は、まだまだ建設数が少ないのでご紹介した要素をもとに建設していけば、不動産の収益を上げることができるかもしれませんね。